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ミッションベアリングセット CB-F,R
販売価格:27,000円

エンジンパワーを伝達するトランスミッション。この軸を支えるのは数個の大事なベアリングです。
ミッションベアリングセットの内容は、純正には無い品番のベアリングの販売だけでなく、トランスミッションカウンターシャフトのクラッチ側のニードルベアリングのアウターシェル、ドライブスプロケット内側のカラーの製作も行い、セットに含まれています。
どちらも消耗交換品の認識が少ない部品であるのですが、エンジンケース分解しないと換えれない部品でもありますので、エンジンオーバーホール時に同時交換をお勧めしています。
ニードルベアリングのアウターシェルは純正と同じ材質の選択、焼き入れ処理、仕上がり精度を精密にしています。スプロケットの内側のカラーは純正は金属を削ってそのままで傷つきやすく摩耗しやすい表面ですがジェイズオリジナルカラーは高周波焼き入れ表面硬化処理を行いシールとの接触部分の耐摩耗性を挙げています。
またオイルシール用のOリングを純正より耐久性の高いシリコン系を使っています。
純正ベアリングに打刻されている品番を読めばその通りのベアリングが入手できると考えがちですが、ジェイズではまず純正と違う精度のベアリングを実走行で試しトラブルの発生を検証し、独自の観点でベアリングを選定しています。
純正はメインシャフトのクラッチハウジング側のベアリングトラブルが多く実走行テストの繰り返しでトラブルの少ないベアリングを選んでいます。またエンジン回転時の振動、騒音低減にも役立っています。
以上の様々な工夫と、長きにわたるテストで得たノウハウが凝縮されているのです。
【画像2】
回転部分を支える重要な役目を持つベアリングです。
もともとメーカー純正にも部品設定の無いベアリングもリプレイスパーツとして設定しました。
シフトドラムの軸受けベアリングもセット内容に加えています。
この「ミッションベアリングセット」の最大の特徴は、
まず一般市販されていないメインシャフトのニードルベアリングアウターシェル。これもれっきとしたベアリングの一部です。
内側のニードルベアリングは、規格品の市販品ですが、アウターシェルはメーカー専用設計部品として製造されていました。
材質、硬度、表面処理、熱処理など忠実に再現し、エンジンオーバーホールに役立ちます。今まで市販されていなかった部品です。
【画像3,4】
更に、メインシャフトのスプロケット側のカラーも製作しました。
材質を分析し、純正品を再現しました。
この部品も、エンジンを分解すると気が付くと思いますが、メインシャフトのシールのリップに接触している部分は回転により磨耗しています。
シールリップは、走行を重ねる毎にカラーの磨耗によりその性能が損なわれていきます。
また、このカラーの材質は表面処理が行われていないので柔らかくチェーン、スプロケット交換時に出来たと思われる傷や、分解時、運搬時などにちょっとした不注意で出来た傷は、オイル漏れの原因になります。
オーバーホールはそんなに頻繁に行うものではありませんので、こういった消耗品を気持ちよく変えたいものです。
【画像5】
左図は、純正中古カラー表面を磨いたものです。
シールリップ部の接触部が残っています。消えるまで磨くと、外径が変わります。
もうひとつのベアリングは、シフトドラムの軸受けです。
このベアリングはオイルポンプ圧送による流動潤滑ではなく、エンジン内に溜まったオイルに浸かっているだけなので、いつも新しいオイルがながれてきているわけではありません。意外と汚れが目立ちます。
ミッションケース分解時に是非交換したいベアリングです。
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